「with Elizabeth(エリザベスとともに)」はエリザベスさんにビザ(在留特別許可)を請願するための署名活動をスタート

エリザベスさんに在留特別許可を!

仮放免のまま、入管収容所にいる人々の支援を続ける
エリザベスさんに、人道配慮による「在留特別許可」(ビザ)を!

オブエザ・エリザベス・アルオリウォさんはナイジェリア出身の難民認定申請者です。女性性器切除(FGM)の強制から逃れたエリザベスさんは、1991年、24歳で来日し、その後の長い歳月を、難民と認められる日を待ち望みながら、現在も仮放免という臨時の身分で暮らしています。

仮放免の形で暮らす人々は就労が禁止、健康保険などもなく、在住県外への移動の制限など、非常に厳しい生活条件を強いられます。エリザベスさんはこのような状況下で、入管収容施設の被収容者への差し入れや励まし、生活困窮と絶望から犯罪を犯してしまった外国籍の人々を刑務所に訪ねるなどの支援活動を積極的におこなってきました。

東日本入国管理センターをはじめとする各地の入管収容施設で、エリザベスさんは今日も面会活動を続けています。帰国したくてもできない重い事情を抱えて苦悩する被収容者一人一人の心に寄り添い、励まし続けています。エリザベスさんの献身的な活動は、2021年1月NHKETVのドキュメンタリー『エリザベス この世界に愛を』でも紹介され、大きな反響を呼びました。その活動を讃えて第31回多田謡子反権力人権賞(2019)、第8回日本平和学会平和賞(2021)、そして特定非営利活動法人Oodua Progressive Union, Japanから人道的奉仕賞(2022)がエリザベスさんに贈られています。

エリザベスさんの活動は、国籍に関わらず人権を尊重することの大切さを日本社会に広く知らしめ、苦悩する隣人を支える勇気を私たちに呼び起こすものです。このような長年にわたる尊い人道的活動に対し、エリザベスさんに「人道配慮に基づく在留特別許可」を与えることを、この請願書をもって強く法務大臣に求めます。

以上の請願内容にご賛同いただける方は、ぜひ署名をお願いいたします。なお、この署名活動は2ヵ月を予定しております。集まった皆様の署名は上記内容の請願書とともに法務大臣と関係各位に提出いたします。

発信者:with Elizabeth

宛先:齋藤 健 法務大臣、菊池 浩 出入国在留管理庁長官

with Elizabeth
エリザベスさんを応援するグループです。このグループ名には苦境にいる多くの人々を励ますエリザベスさんを一人にしない、支援するという思いが込められています。

柳沢由実子(翻訳家)、三井富美代(茨城県民)、宮本一美(茨城県民)、伊藤充子(千葉県民)、山本和美(埼玉県民)、村山千津子(東京都民)、柴山優子(茨城県民)、亀永能布子(東京都民)、伊東輝(東京都民)、碇 知子(東京都民)、菊橋浩子(東京都民)、井上政美(茨城県民)、及位満枝(東京都民)、川合伸江(長野県民)、宮村暢子(東京都民)、土屋有利子(東京都民)、村松てる子(東京都民)、伊東亜子(東京都民)、小堤晶子(焼き物屋・茨城県民)、小堤 均(茨城県民)、安積遊歩(北海道民)